「27年もの間、投獄されていたのになんと穏やかな雰囲気の人なのだろう。」 当時ニューヨークで働いていた私は、1990年6月の歓迎パレードでのマンデラ氏が浮かべていた彼のおおらかな笑みを見てそう感じたのでした。 アパルトヘイトを乗り越え、「自由と平等による人種の融和する国を平和的につくろう」という彼の思いを情熱的に世界に訴えました。 凡人であれば、穏やかさなどどこかに吹っ飛び、圧制者への敵意や憎しみから攻撃的な復讐行動に訴えてもおかしくなかったでしょう。(マンデラ氏のスピーチはコチラ:Listen to … [Read more...]