早いものでもう師走に入りました。 年末年始は、仕事もプライベートも何かと気ぜわしい時期ですね。 ストレスも溜まりがちな時期といえます。 ストレスとは、身の回りに起こるストレッサーに対しての私たちの反応を言います。 例えば、年末にむけての営業目標の達成が難しそうだという「ストレッサー」に対して、強い不安感という「ストレス」を覚えるかもしれません。 実は、ストレスにもよいものと悪いものがあるのをご存知でしょうか? コレステロールではないのですが、善玉ストレス反応と悪玉ストレス反応があるのです。 悪玉スト … [Read more...]
【プレッシャー管理の基本3】悪い思考が悪い感情・行動につながる
プレッシャーに屈してしまう状況とは、「悪いマイナス感情によって、悪い行動に至ってしまう」ことです。前回説明した「ABC理論」に沿って整理すると、この部分は、C(結果としての感情・行動)に当たります。Cがあるということは、そこにはA(状況)とともに、Cの感情・行動を誘発したB(思考)が存在しているはずです。 悪い感情・行動(C)には悪い思考(B)が伴う プレッシャーに屈した状況のように、悪い感情・行動(C)が誘発された場合、思考(B)も不適切な「悪い思考」であったと考えられます。 重要なプロジェクトのリーダーを任されたものの … [Read more...]
【プレッシャー管理の基本2】感情はどのように生じるか?
前回は、プレッシャー管理のはじめの一歩として「良いマイナス感情」と「悪いマイナス感情」の違いについて解説しました。 今回は、「感情」はどのように生じるのか、そのメカニズムについて説明していきます。 感情は状況から誘発される? 一般に感情は、ある状況から直接的に誘発され、コントロールできないもの、と思われているかもしれません。 例えば、 ・同僚の前で上司に叱られたため、強い怒りを覚えた ・会議でとんちんかんな発言をして笑われたため、落ち込んだ ・コミットした目標を達成できなかったため、罪悪感にかられた などのケースを … [Read more...]
【プレッシャー管理の基本1】マイナス感情の善玉と悪玉の違い
今、ビジネスパーソンに一番求められているスキルは、メンタル面のタフさ、つまりプレッシャー状況におかれても、自分の感情や行動をコントロールし、しっかりと結果に結びつけることができる能力、ではないでしょうか? プレッシャー管理とは? 新興国への赴任、英語でのビジネス、成果主義、リストラ、ビジネスモデルの急激な変化など、ビジネスパーソンが受けるプレッシャーは増えるばかりです。 企業はストレス耐性が高くタフな人材が求めている、という話もよく耳にしますね。 プレッシャーやストレスの管理能力は、持って生まれた性分で、と思われている方 … [Read more...]
【交渉力アップの基本(2)】論理的に考え理性的にふるまう
交渉力アップのための生産的交渉の基本その2は、「論理」と「理性」です。 交渉の場面で、お互い感情的になって交渉が決裂したり、全く論拠のない主張をしあったり、という経験はないでしょうか?これでは、とても生産的な交渉とは言えないでしょう。 交渉には論理思考が不可欠 生産的な交渉では、主張をしたら、必ずその論拠を述べるようにします。それが論理的であることの原点です。 お互いが、その主張と論拠を理解しあって、はじめて双方の満足度の高い交渉につながります。 もし相手が非合理的な主張をしてきた場合でも、その論拠を探るようにし、少なくとも、自分は論 … [Read more...]