パワーポイント(PowerPoint)やKeynoteのプレゼンテーションで、「グラフ」や「表」を使って説明する機会も多くなりました。口頭やスライドの文章による説明では理解しづらい内容でも、適切にデザインされた「グラフ」や「表」を見せながら説明することで、聞き手が理解しやすくなります。
ただ、グラフを入れよう!と思っても、どうやって作ればよいのか、どうしたら上手く作れるのか、と悩まれる方も多いのではないでしょうか。
「グラフの種類は何を選べばよいのか?」
「グラフ化するデータはどうやって選ぶのか?」
「パワーポイントのグラフ作成ツールの使い方は?」
「参考となる調査結果のグラフを引用してもいいのか?」
「プレゼンでは、どのようにグラフの説明をすればよいのか?」
などなど、疑問点はいっぱいです。
自分自身を振り返っても、公開されている統計資料などを必死で探して、見つけたグラフをそのまま引用したりしていたことが多い気がします。果たして、それは相手に理解しやすいグラフだったのかどうか・・・
そのような疑問を解消するには、プレゼンテーションについて学び、実践する必要があります。
Kisobiでは、プレゼンテーションをはじめとするビジネス基礎力向上のための学習動画を提供しています。
今回は、「分かりにくいグラフを分かりやすく」デザインしなおす例を通じて、グラフ作成の基本的な考え方を学ぶことができる動画を3本ご紹介します。
これらの動画は、「グラフ作成ツールの使い方」や「ビジュアル的にかっこいいグラフの作成の仕方」といった内容ではなく、
・ 伝えたいメッセージに適したグラフにするポイント
・ 理解しやすいグラフ構成要素の配置の仕方
にフォーカスしています。
1.「グラフ改善(1)」 情報を分けて再構成する
(解説:高杉尚孝 7分4秒)
この動画では、複数の要素を一つのグラフに盛り込みすぎて、分かりにくくなったグラフから、情報を分けて整理し、見やすく再構成しています。
2.「グラフ改善(2)」 見せたい情報を絞り込む
(解説:高杉尚孝 6分59秒)
この動画では、非常に情報量の多い「資料風のグラフ」から、「伝えたいメッセージ」をサポートするために「情報を絞り込んだグラフ」に改善しています。
3.「グラフ改善(3)」 変化を表す
(解説:高杉尚孝 5分59秒)
「売上金額は前年と同じだが、その構成内容は大きな変化があった」例えば、これをグラフで表すことはできるのでしょうか? この動画では、このような変化を表すことに適した「ウォーターフォール」というグラフを紹介します。
Kisobiでは、「プレゼンテーション基礎能力の向上支援」を始めとする「学習動画」を、どんどん提供していきます。
お楽しみに!
動画&スライド by 高杉尚孝(たかすぎひさたか)
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