終わってみれば、あっという間の大型連休だった。 嬉しかったのは、松井秀喜の国民栄誉賞受賞。 長嶋茂雄ジャイアンツ終身名誉監督との同時受賞だった。 松井秀喜の引退、そして国民栄誉賞受賞の両スピーチとも、彼の人柄を表す、周りに感謝する「謙虚さ」がにじみでる内容だった。 謙虚さを有する第5水準のリーダー リーダーシップ論で著名なジム・コリンズという経営コンサルタントがいる。(日本では、「ビジョナリー・カンパニー」シリーズの著者として有名) 彼は、最高級のリーダーを「第5水準のリーダー」と呼ぶ。   … [Read more...]
日本企業の低いROEは文化か?低さよりも投資家への説明不足が課題
6%対28%。 代表的な株式指数の採用企業を対象にしたROEの数値の比較だ。 6%が日本、28%が英米。世界平均は22%(日本経済新聞2013.4.3)。 新年度の日経新聞の連載「ROEを考える」にあった数字だ。 日本企業のROE(株主資本利益率:企業収益率の代表的な指標。純利益の株主資本に対する割合。自己資本利益率とも)は概して低い。以前から指摘されているよく知られた傾向だ。 資金を提供している株主からみれば、リターンが低くければ割にあわない。 従って、経済界では、「株主から見放されないように、日本企業はROEを上げないといけない … [Read more...]
ソフトバンクとDISHのスプリント買収合戦に思う企業の値段のつけ方
ソフトバンクの買収しようとしている米携帯電話会社Sprint … [Read more...]
FacebookやTwitterでの情報開示は企業への大きな宿題
先週、条件付きではあるものの、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディア上で、企業が重要な情報を開示することを米証券取引委員会(SEC)が認める方針を明らかにした。 昨年、米オンライン動画配信・DVDレンタル大手ネットフリックスのCEOがフェイスブックに自社の情報を投稿し、それをSECが問題視したこと端を発した論争に、1つの方向性が示された形だ。 (参照:JBPress) ソーシャルメディアが公共的な伝達媒体として地位を得る方向に ソーシャルメディア側からすれば、投資家向け情報開示における正当なメディアであるとの … [Read more...]
松井秀喜選手に学ぶ、過去を受け入れる「しょうがない思考」
松井秀喜選手に国民栄誉賞が授与されることが固まった。 松井選手のファンとしてはとてもうれしい。 卓越したアスリートであることに加え、松井選手は優れた“思考家”でもある。私は、彼から多くの思考方法を学んだ。 松井選手は消極的な思考? そのひとつに、「しょうがない思考」がある。 松井選手は「しょうがない(仕方ない)」というフレーズを含むコメントを多く残している。 不本意な成績でシーズンを終えた際、 “何か不完全燃焼という感じですがしょうがない” 試合でヒットを出せなかった際、 … [Read more...]
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