戦略「フレームワーク」という言葉を聞いたことはありますか?
経営戦略や商品戦略について学ばれた方、事業計画策定に携わる方などには、おなじみの言葉かと思います。
戦略立案を行う上で、市場環境を分析したり、考えを整理したりするのに便利な分析ツールです。ビジネスパーソンとしては、しっかりと身につけておきたいものですね。
今回は、代表的なフレームワークのうち、
「5つの力分析(ファイブフォース分析)」
「3C分析」
「SWOT分析」
の3つを動画で解説します。
以前に学ばれた方でも
・実はよく分かっておらず、使い方が分からない
・改めて復習してみたい
という方は、ぜひこの動画で復習してみてください。
1.「5つの力分析(ファイブフォース分析)」
(解説:ヘンリー高杉 8分53秒)
「5つの力」は、ハーバード大学のマイケル・E・ポーター教授が提唱した業界構造を分析するためのフレームワークです。業界の収益性を決める5つの競争要因から、業界の構造を分析します。
5つの競争要因は、
<2つの外的要因>
・新規参入業者の脅威
・代替品の脅威
<3つの内的要因>
・供給企業の交渉力
・買い手の競争力
・競争企業間の敵対関係
に分けられます。
この動画では
・「5つの力」の基本概念
・簡単な分析の事例
をストーリー仕立てで解説しています。「5つの力」という言葉を初めて耳にした方にも十分理解していただけると思います。
2.「3C分析」
(解説:ヘンリー高杉 5分)
【5つの力(ファイブフォース)分析】と比べて、より多く登場するフレームワークではないかと思います。
「3C分析」という言葉を特に知らなくても、自然に3C的な分析をしている方も多いかもしれません。
Customer(顧客・市場)Company(自社)Competitor(競合)の3つの視点から市場環境や競合環境を分析し、自社の戦略立案に活かして行くというものです。
この動画では「3C分析」の基本概念および分析方法を簡単なストーリー事例に沿って解説しています。
3.「SWOT分析」
(解説:ヘンリー高杉 4分32秒)
SWOT(スウォット)もよく使われているフレームワークです。
SWATと間違って覚えている人もいますので、ご注意ください。
内的要因である
自社の強み (Strengths)、弱み (Weaknesses)、
外的要因である
外部環境の機会 (Opportunities)、脅威 (Threats)
を分析し、戦略立案を支援するツールです。
この動画では「SWOT分析」の基本概念および分析方法を簡単なストーリー事例に沿って解説しています。
Kisobiでは、「プレゼンテーション」をはじめとするビジネス基礎力向上支援の「学習動画」を、どんどん提供していきます。
お楽しみに!
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