前回から、Kisobi「プレゼンテーション研修」内容の一部を抜粋し、プレゼン作成に欠かせない「スライド」について、3回に分けてご紹介しています。
2.図表スライドの基本デザイン
3.スライド説明の順序
前回、「1.スライドの基本デザイン」では、もっとも基本的なスライドである「文字」を中心としたスライドのデザインの仕方を説明しました。
今回は、「2.図表スライドの基本デザイン」です。
図表(グラフや表など)を使う場合も、文字スライドと同じ考え方で構成します。「図表スライド」では、グラフや表は「見出しメッセージ」を支える「サポート・メッセージ」として位置づけます。
(「見出しメッセージ」「サポート・メッセージ」は「スライドの基本デザイン」参照)
では、具体的に見ていきましょう。(動画は2本です)
【図表スライドの基本デザイン】 1/2
(解説:ヘンリー高杉 2分23秒)
<内容>
・グラフや表の位置づけ
図表ページも、考え方は文字ページと同じです。
「見出しメッセージ」をサポートする「根拠」として、グラフや表を使います。
・図表スライド作成の留意点
1)文字情報同様、中心的な情報を絞り込む
2)情報を分けて、ポイントを明確にする
3)必要に応じて、生の情報を加工する
【図表スライドの基本デザイン】 2/2
(解説:ヘンリー高杉 3分41秒)
<内容>
・図表スライド作成の留意点(続き)
4)意味のない三次元や傾斜は使わない
5)伝えたいメッセージと図表のイメージを合わせる
6)メッセージと整合性があり、目にやさしい色や陰を使う
7)アニメーションやサウンドは控えめにする
<動画スライド>(1/2,2/2共通)
次回は、「スライド説明の順序」をご紹介します。
参考書籍
実践・プレゼンテーションのセオリー―Goサインを引き出す究極のテクニック(高杉尚孝)
日本だけでなくグローバルに使えるプレゼンの仕方やスライドの構成を紹介しています。
- ビジネスモデルが会計の数字を決める(後編)|大津広一氏インタビュー - 2014年11月4日
- ビジネスモデルが会計の数字を決める(前編)|大津広一氏インタビュー - 2014年10月30日
- ビジネスリーダーになるには会計・財務スキルは必須 - 2014年9月12日