今回は、「3C分析」を改めてご紹介します。
これも、SWOT分析と同じく、よく耳にする戦略フレームワークですね。
経営戦略の立案を行うときなどに、
顧客・市場(Customer)
競合(Competitor)
自社(Company)
の3つの視点での分析から成功要因(KSF:Key Success Factor)を導き出し、次のアクション(戦略)を考えていくためのツールです。
この動画では「3C分析」の基本的な概念と分析方法を簡単なストーリー事例に沿って解説しています。
【3C分析】1/3
(解説:高杉尚孝 1分46秒)
<内容>
・3C分析の概要
戦略というテーマを、
- Company(自社)
- Competitor(競合)
- Customer(顧客、市場)
という 3つのCで始まるキーテーマに分けた分析フレームワーク。
場合によっては、4つめのCとなるChannel(流通)を加えたり、監督官庁の力が強い業界などであれば、Controller (当局)を加えたりすることもある。
【3C分析】2/3
(解説:高杉尚孝 1分46秒)
<内容>
・3C分析の分析例
Customers 市場分析
1)客単価は高い反面、利用頻度はさほど高くない
2)利用頻度は高い男性の方が高い
3)価格も購買決定の種要因である
4)反面、販売店員の信頼性を消費者は重視
Competitors 競合分析
1)大量仕入れによる低仕入れ価格を販売価格に反映している
2)家電に加え、スポーツ用品、サプリ、図書なども扱い始めている
3)現金値引をモットーにポイント制度を採用しない他店もある
【3C分析】3/3
(解説:高杉尚孝 1分47秒)
<内容>
・3C分析の分析例(続き)
Company 自社分析
1)販売員研修も充実していることからの商品知識は豊富
2)無理なノルマ販売をしていないので、顧客本意の販売が出来ている
3)顧客の信頼を得ているので、リピートが多い
以上、3C分析について解説しました。
※フルバージョン(通し)の動画はコチラ
動画、スライド by 高杉尚孝(たかすぎひさたか)
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