企業ファイナンス入門研修
研修内容 紹介動画
キャッシュフロー
DCF法
運転資金と黒字倒産
研修スライド(一部)
ねらい
長期的キャッシュフローの創造とリスクに見合ったリターンを重視する事業投資および資金調達の意思決定戦略を理解するとともに、資金提供者の視点から、企業価値の管理方法と投資案件評価方法を学習する。
対象者
業務上、企業ファイナンスの基本を必要とする全ての人材。
運営方法
本研修は、PPTテキストに基づいた講義に加え、小演習を用いたグループ討議と講師とのインタラクションによる参加型研修。参加人数上限24名。通学型二日間研修が基本。一日研修としての実施も可能。
研修講師
高杉尚孝事務所代表 筑波大学大学院客員教授
研修内容
日程 |
履修項目 |
内容 |
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初日 |
DCF法を応用した資産価値の考え方 |
キャッシュフロー割引法(DCF)と、経営目標としての企業価値の管理(VBM)を紹介する |
期待収益率としての企業の資本コスト |
株主資本コストの考え方、株主資本コストの計算方法(CAPM)および、加重平均資本コスト(WACC)の概念を学ぶ |
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割引率としての資本コスト |
将来価値を現在価値への引き直す割引き、リスクの表現としての資本コストおよび、ハードルレートとしての加重平均資本コストを学ぶ |
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資産評価対象項目としてのフリーキャッシュフロー |
損益計算書における発生主義の限界および、キャッシュフローの計算方法を学習する |
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企業価値の算出方法と株価の評価 |
DCF法による企業価値の算出方法と株価の評価方法を学ぶ。M&Aにおける企業価値の考え方にも触れる |
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DCF法による事業投資案件の評価 |
投資回収期間法(PAYBACK PERIOD)、正味現在価値法(NPV)、内部収益率法(IRR)、経済的付加価値(EVA)を学ぶ |
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事業リスクと財務リスクの均衡経営 |
業界別資本構成の分析に触れながら、リスクバランスと資本コストの関係および、資本構成と格付けの関係を考察する |
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2日目 |
ケース分析と発表 |
実践的なケース・スタディーを用いて、グループ討議を行う |
まとめ |